ロッテ・朗希 初本格投球21球!抜群の制球力に山田久志氏絶賛「東北の星」

[ 2020年2月28日 05:30 ]

ロジンバッグの白煙を出しながら投球練習する佐々木朗(撮影・井垣 忠夫)
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 ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)が27日、ついに本格投球を開始した。宮崎・SOKKENスタジアムのブルペンで、プレートから本塁までの18・44メートルの距離で初めて捕手を座らせて21球。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、ファンの目に触れることはなかったが、オリックスの臨時コーチを務めている伝説のサブマリン・山田久志氏(71)からは「東北の星」として期待された。

 レジェンドの「乱入」にも、帽子を取ってしっかりあいさつして応じた。ブルペンで佐々木朗が肩慣らしを始めると、通算284勝を誇る山田久志氏が見学に訪れた。「同じ東北人なので頑張ってほしい」。このエールが合図となったように、怪物ルーキーは18・44メートルで初めて捕手に座ってもらった。

 「初めての本当の位置で座らせて投げて、感覚を徐々に戻していくためのいい練習だった。しっかり調整ができたなと思います」

 1球目は右打者の外角低めに外れたが、2球目からはストライクを連発。計21球を投げ、ラスト6球はゾーンの枠に入れた。

 石垣島キャンプを打ち上げた13日、初めてブルペンで立ち投げ。以降は座った捕手に約15メートルの距離で投げるなど段階を踏んできた。この日のオリックスとの練習試合は新型コロナウイルスの影響で無観客で開催。ブルペン投球もファンに披露できなかったが、山田氏が目撃者となった。

 岩手出身の「令和の怪物」に対し、伝説のサブマリンは隣の秋田出身。「東北を盛り上げてほしい、と伝えた。その次はジャパンね。その後はあなたの行きたいところに行きなはれ!」。将来のメジャー挑戦も踏まえたエールまで送られた。

 1月26日に石垣島入りしてから沖縄本島、高知、宮崎と続いた遠征も最終日。夜の航空機で帰京し、さいたま市内の選手寮に戻った。今後は故郷に帰省し、卒業式に出席する。「凄く楽しみ。なかなか帰れないのでリフレッシュしたい」と笑顔で話した。

 当面は2軍で調整し、3月7日のヤクルトとのオープン戦(神宮)から1軍に再合流する見通しだ。吉井投手コーチは「投球練習を5、6回やってから打撃投手を行う」とプランを描く。佐々木朗も新たな目標を掲げる。「今日投げた距離でもっと状態を上げて、次は打者に投げることかな」。新たなステップは3月下旬になりそうだ。(横市 勇)
 ▼ロッテ前里史朗ブルペン捕手 今日は抑えて投げていたと思う。まずは18・44メートルに慣れるということで確認しながら投げていた。 

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