西武・与座 4回1失点3K 3年目サブマリンを辻監督称賛「先発タイプ。面白い」

[ 2020年2月28日 05:30 ]

練習試合   西武2-7ソフトバンク ( 2020年2月27日    アイビー )

ソフトバンクとの練習試合の5回、3番手で登板した与座(撮影・中村達也)
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 プロ野球では27日、宮崎での練習試合2試合が、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて無観客で行われた。

 静寂の中で熱投を繰り広げたのが、西武の3年目のサブマリン・与座だ。5回から3番手で4イニングを2安打1失点。最初の3回は完璧に抑えた。

 最速は127キロながら100キロ台のカーブ、スライダーなどで緩急をつけ3奪三振。辻監督も「良かったね。テンポよく投げていた。先発タイプ。面白いと思う」と高評価した。オリックス・前田大輔スコアラーも「牧田(楽天)に似ているけど球がさらに遅い。対策を考えないと」と警戒を強めた。

 与座は18年オフに右肘のじん帯再建手術を受け、育成選手契約を経て再び支配下登録に。1軍登板がない秘密兵器は紅白戦も含め2試合合計6回1失点とし、開幕ローテーション入りへ猛アピールしている。「(プロ入り後)ここまで何もできていない。開幕ローテへの思いは誰よりも強い」と言葉に力を込めた。

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