メッツ・ベルトラン新監督 指揮せず解任 サイン盗み問題…わずか4日間で3人目

[ 2020年1月18日 05:30 ]

昨年11月にメッツの新監督に就任していたカルロス・ベルトラン(中央)
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 メッツは16日(日本時間17日)、現役時代の17年にアストロズでサイン盗み問題に関わったとされたカルロス・ベルトラン新監督(42)の解任を発表。昨年11月に3年契約を結び今季が監督1年目だったが、1試合も指揮を執らずにチームを去ることになった。

 一連の問題では13日にアストロズのA・J・ヒンチ氏が解任され、レッドソックスを去ったアレックス・コーラ氏を含めわずか4日間で3球団の監督が解任される異常事態だ。メ軍は球団幹部とベルトラン氏が15日夜から話し合いを持ったと公表し、解任理由を「カルロスが監督としてチームを率いることが最善の策ではないことが明白になった」と説明。USAトゥデー紙(電子版)によると同氏は謝罪会見を開き、監督のポジションにとどまることを求めたが、球団はかばい切れないと判断したという。同氏は「この決断がチームにとってベストだと思い同意した」とのコメントを寄せた。

 両打ちで強打の外野手として通算435本塁打を放ったベルトラン氏がア軍でプレーした17年は現役最終年。当時40歳のベテランは精神的支柱としてワールドシリーズ制覇を支えたとされたが、実際は同じプエルトリコ出身で当時コーチだったコーラ氏とともに不正行為の中核にいた。

 メ軍は大リーグ機構(MLB)からではなく、自発的に処分を下した。ベルトラン氏の後任候補には元ヤクルトで今季からジ軍の新ベンチコーチに就任したヘンスリー・ミューレン氏らが挙がっている。騒動は収束の気配すら見せない。

 ◆カルロス・ベルトラン 1977年4月24日生まれ、プエルトリコ出身の42歳。95年ドラフト2巡目(全体49位)でロイヤルズ入りし、99年最優秀新人。その後もメッツ、ヤンキースなどでプレーし球宴選出9度、06年から3年連続ゴールドグラブ賞。通算成績は2586試合で打率・279、435本塁打、1587打点、312盗塁。現役時代は1メートル85、97キロ。右投げ両打ち。

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