阪神ドラ2・井上 矢野イズム体現 笑顔絶やさず声出して「新人で一番目立てるように」

[ 2020年1月9日 05:30 ]

別メニューでダッシュを繰り前す井上(撮影・大森 寛明)
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 阪神のドラフト2位・井上(履正社)は矢野イズムの体現を誓った。「笑顔が大事ということを言われているので、笑顔で自分が引っ張っていくんだというくらいの気持ちで。声を出して(新人で)一番目立てるように頑張りたい」。昨年11月下旬に右足首を捻挫した影響で一部は別メニュー調整。ポール間走では他選手の半分の距離で状態を確かめ、「違和感もなく、前走っていた時の7、8割くらいで走れるようになった」と回復を実感した。

 胸に響いたのは、やはり矢野監督からの訓示だ。「プロは3割打てれば、いい打者。10回のうち7回失敗しても、その失敗をいかに楽しんで取り組めるかが大事と言われたのが一番心に残った。失敗を恐れず前向きに挑戦していきたい」。春季キャンプを約3週間半後に控え、「まだそこまで先が見えていない。キャンプが来る日まで自分のできることを精いっぱいやっていきたい」と目の前のことに全力で取り組む姿勢を強調した。(阪井 日向)

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