NPBがセカンドキャリアアンケート 引退後の希望1位は会社経営者、指導者は3番手

[ 2020年1月9日 15:51 ]

昨年12月に行われた学生野球資格回復制度「学生野球研修会」講習会のもよう
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 日本野球機構(NPB)は9日、現役選手を対象に行った「セカンドキャリア」に関するアンケート結果を発表した。回答したのは昨年10月のフェニックス・リーグに参加した12球団の主に若手選手(回答数215、平均年齢23・1歳、平均在籍年数3・2年、平均年俸994・5万円=中央値600万円)。

 引退後の希望進路(複数回答可)は、「やってみたい」、「興味がある」、「あまりやりたくない」、「やりたくない」、「回答なし」の5段階で調査。「やってみたい」は、「会社経営者(独立・起業)」が21・4%でトップだった。次いで「社会人・クラブチームで現役続行」が16・3%。「12球団の監督・コーチ等指導者」と「高校野球の指導者」がいずれも同じ15・8%。「一般企業に就職(会社員)」が13・5%で続いた。

 昨年は「一般企業・会社員」が15・1%でトップだった。今年のアンケートでは「一般企業に就職」に一本化されていた内容を、「一般企業に就職(会社員)」・「教員免許を取って教師」・「警察官や市役所職員などの公務員」に細分化したため、「一般企業・会社員」というデータの数値が分散された可能性がある。

 また、学生野球の指導者資格を取得するための研修会については、53・5%が「ぜひ受講したい」か「機会があったら受講したい」だった。17年は同60・0%、18年は同61・1%で、昨年比で減少した。

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2020年1月9日のニュース