独協大・並木が中大・五十幡越えの快足披露 手動で50メートル5秒32 大学日本代表候補合宿初日

[ 2019年11月30日 17:59 ]

紅白戦でフルスイングする独協大の並木
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 来年のハーレム国際大会に出場する大学日本代表候補合宿が30日、愛媛・松山の坊っちゃんスタジアムで始まった。

 紅白戦などが行われた後に50メートル走を測定。“サニブラウンに勝った男”こと中大の五十幡亮汰外野手(3年)ら足自慢が居並ぶ中、首都大学野球2部・独協大の並木秀尊外野手(3年、市立川口)が5秒32をマーク。五十幡の5秒42を上回った。手動計測のため、記録は参考ながら存分に快足をアピールした。

 ネット裏で視察したヤクルトの橿渕聡スカウトグループデスクも「アップなどのランニングや走り方を見ていても光るものがあった」と目を見張った。

 1メートル70、70キロで右投げ右打ちの並木。「足で呼ばれていると思うので、実戦でアピールしたいと思った。高いレベルの投手と対戦できて、すごく楽しかった」と緊張気味の様子ながら笑顔を見せた。勉強と部活の両立を目指して独協大へ進んだという。新たなスピードスター候補が今合宿から誕生するかもしれない。

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2019年11月30日のニュース