広島・床田、年俸4倍増に驚き「まじですか…」 来季目標は規定投球回クリア

[ 2019年11月30日 05:30 ]

契約更改を終えて笑顔で会見に臨む床田
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 広島・床田寛樹投手(24)は29日、広島市南区の球団事務所で来季の契約更改交渉に臨み、2050万円増の推定年俸2700万円でサイン。金額提示に、目を丸くした。「まじですか…という感じ」。同650万円から約4・1倍の大幅昇給となった。

 「自分が思っている以上に評価していただいた。こんなに上がっていると思っていなかったです」

 1年目の17年に左肘手術。翌年をリハビリに費やして、年俸は50万円ダウンした。そして、復活を期した今季に7勝6敗、防御率2・96の飛躍で初昇給を勝ち取った。「クオリティースタート(QS)とか大きな離脱がなかったところを評価してもらえた」。QS(6回以上、自責点3以下)は、球団では大瀬良、ジョンソンの16回に次ぐ15回を数えた安定感も査定に反映された。

 それでも、投球回数の話題に緩んだ表情は引き締まった。今季の139回2/3は、自身初の規定投球回に3回1/3届かなかった。「自分でその可能性を潰した。実力のなさです」。8月中旬に疲労蓄積からの不調で登録を抹消された。13日間の2軍生活がなければ、目標に到達していたに違いない。

 「今年は規定投球回を投げられなかった。まずは、そこを投げることと、1年間1度も1軍を外れずに投げたいです」

 公約に掲げた規定投球回到達に向けて、下半身を中心としたウエートトレを継続する。「1年間回って自分の体の弱さが分かった。投げ始めるときに少しでも変わっているようにしたい」と、ローテ完走への土台づくりを進めている。

 交渉を担当した鈴木清明球団本部長は、「(昇給は)1つのステップ。コンスタントに投げていければ(年俸はさらに)上がる」と奮起をうながした。「イニングを投げたい。投げれば自分で勝ち負けを決められる。規定にいければいい」。投球回数を稼いだ先に、さらなる昇給の夢が広がっている。 (河合 洋介)

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