オリックス・塚原が現役引退示唆 右肘回復せず…「良い野球人生だった」

[ 2019年10月2日 15:17 ]

オリックスの塚原
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 オリックスの塚原頌平投手が2日、現役引退の意向を表明した。この日、球団から来季の契約更新を行わない旨を伝えられた塚原は「肘の回復力とかを考えるとキツいかな。そういう(引退)方向になると思います」と、選手生活に別れを告げることを明かした。

 塚原は11年につくば秀英高校から入団した右腕で、15年には41試合、16年も54試合に登板し、通算28ホールドをマークした期待の中継ぎ投手だ。だが、17年に右肘痛が再発し、手術も受けたがなかなか回復せず、18年オフには育成選手契約に。今季は7月18日のソフトバンク3軍との練習試合で、約2年ぶりの登板を果たしたものの、連投できるまでには回復せず、今季限りでの現役引退を決めていた。

 今後は野球に携わる仕事に魅力を感じており、指導者の道も模索中。「良い野球人生だった。良いことも悪いことも、リハビリもあって、色々経験できた」としみじみ語った。

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