和田TA 矢野監督にエール「上り調子の3位、下りの3位では大きな違いだよ」

[ 2019年10月2日 05:30 ]

CS優勝のシャーレを掲げる和田監督
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 阪神の和田豊テクニカルアドバイザー(TA=57)が1日、監督として日本シリーズ進出へと導いた14年のポストシーズンを回想。同じ道を歩む矢野阪神にエールを送った。

 「(今年は)シーズンの終わりで勢いが付けられたのは大きい。それは監督も感じていると思うよ。上り調子の3位、下りの3位では大きな違いだよ」

 現場を離れた現在でも、甲子園での試合は熱視線を送る。「(監督として)ファーストステージで負けた経験と勝った経験をした」。13年はリーグ2位でCSファーストSに進出。しかし、広島の勢いに圧倒されて連敗で敗退した。その経験を糧に向かったのが翌14年。優勝した巨人にファイナルSで4連勝し下克上を果たした。

 「(14年は)9月の頭に苦しんだ。でも、そこからもう一度盛り返せての2位。前年度との違いはあった」

 短期決戦では「勢い」は重要であることを強調した。この点では現チームも勢いは十分。首の皮一枚の危機的状況から、6連勝で逆転CS進出を決めた。要因は鉄壁の投手陣。守りの野球で白星を拾った。くしくも14年のCSファーストSは2試合で得点がわずか1点。ワンチャンスを生かして逃げ切る戦いぶりは、現チームと似ている部分もある。

 「負けたら終わりの中で連勝を重ねた。(短期決戦に必要な)ヒントをつかんでCSにいける。だからこそ、ここ3日、4日間が大事になる」

 虎ファンが歓喜に沸いた当時の再現に挑む矢野阪神。誰よりもCSの戦い方を知る知将が、温かい目で見守っている。
(山本 浩之)

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