関東第一 国体初優勝、16安打10得点圧倒 3年生全員出場で有終

[ 2019年10月2日 13:52 ]

いきいき茨城ゆめ国体2019 高校野球硬式の部準決勝   関東第一10―2海星 ( 2019年10月2日    ノーブルホームスタジアム水戸 )

国体優勝を決め、タッチを交わす投手・土屋(右)、捕手・野口の関東第一バッテリー
Photo By スポニチ

 関東第一が投打ともに圧倒し、初優勝を果たした。打線は序盤から得点を積み重ね、16安打10得点。投手も先発・谷が5回4安打2失点と粘り、6回から登板した土屋が4回3安打無失点で締めた。米沢貴光監督(44)は「まさか国体に出られて、最後まで試合をさせて頂けるとは思っていなかった」と笑顔で振り返った。

 1―1の3回無死、3番・渋谷嘉人内野手(3年)が左中間に高校通算20号となる勝ち越しソロ。この一撃で打線は勢い付いた。「先頭だったので、塁に出ようと思っていた。スライダーをうまく乗っけられたと思う」。主将が整えた流れに4番・平泉も乗った。左翼席に2者連続となる本塁打。4回に1点を返されたが、直後に3点を奪い返すなど主導権は譲らなかった。

 今夏甲子園大会では準々決勝に進出。履正社に敗れた8月18日に国体出場が決まった。主将は帰宿後、夕食前のミーティングで、まずはナインにこれまでの感謝を伝達。そして国体での日本一を宣言した。「ベスト8まで行けるとは思っていなかった。そこまで行ったのだから、日本一を取りたい」。ナインは心を一つにして、頂点を極めた。

 4安打を放った1番・大久保翔太外野手(3年)は主将について「最初はとんちんかんだったけど、いい兄貴という感じで頑張ってくれました」と笑顔を向け、渋谷は「最初はみんなに迷惑をかけた。でも優しい、いい仲間にフォローしてもらって、ここまでやることができた」と感無量だった。試合にはベンチ入りした14人の3年生全員が出場した。「みんなでディズニーランドとかに行きたいですね」と主将。関東第一の全員野球が高校生活最後の一戦で見事に結実した。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年10月2日のニュース