大谷“一刀流”でも投手に好影響、若手右腕が尊敬のまなざし

[ 2019年5月13日 03:00 ]

ア・リーグ   エンゼルス7―2オリオールズ ( 2019年5月11日    ボルティモア )

<オリオールズ・エンゼルス>6回、左前打で出塁し、後続の安打で二塁に向かう大谷
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 【記者フリートーク】メジャー2年目は打者一本で勝負する大谷だが、気持ちはいつでも二刀流だ。今春キャンプのブルペンでは中継ぎ右腕ベドロジャンにスプリットの投げ方を助言することがあった。実際に握り方を見せて「ボールのトップに指を置き、上からしっかり叩きつけるようにリリースするように」と説明。ベドロジャンは「考え方は同じだけど全く同じようにはできないんだ」と苦笑いだったが、今もキャッチボールなどで積極的に試しているという。

 今月7日にメジャー初勝利を挙げた22歳右腕キャニングも「特別な才能。投打で試合を支配することができる」と尊敬のまなざし。打者出場を続けながら20年の二刀流復帰を目指してリハビリを続ける一年、その陰では投手にも好影響を与えている。(大リーグ担当・柳原 直之)

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