広島・誠也 母の日V弾再び、2年前のVTR お立ち台で「俺やったよ!」

[ 2019年5月13日 05:30 ]

セ・リーグ   広島8―1DeNA ( 2019年5月12日    マツダ )

<広・D>1回1死一、二塁、鈴木は左越えに3点本塁打を放つ(撮影・奥 調)
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 127キロの外角チェンジアップをうまくバットに乗せた。初回1死一、二塁で、広島・鈴木が左翼ポール際へ技ありの11号先制3ラン。20歳の先発・アドゥワを援護射撃し、実家でテレビ観戦する母への感謝を込めた一発に笑みがあふれた。

 「頑張ってくれているので早い回に点が取れてよかった。少しバットの先でしたが、変な崩され方をしなかったのもよかったです」

 母の日は、2年前にも本拠地で快音を響かせている。5月14日の巨人戦で決勝2ラン。まるで当日のVTRを再生しているかのように、この日もAIの曲「ママへ」を限定の登場曲として流し、お立ち台で「俺、やったよ!」と絶叫した。

 母・貴美江さん(53)への感謝の気持ちは強い。母校・二松学舎大付高の野球部寮は千葉県柏市にあり、毎朝午前5時に起床して都内千代田区の学校に通った。初めて親元を離れて生活し、野球に没頭した3年間。自分の甘さと、両親の無償の愛を知った。以来、年末の家族旅行など親孝行を欠かさない。

 「(母の日に)打ちたいという思いでは入りました。迷惑をかけすぎたので、打たせてくれているのかな」

 2本目の母の日アーチにおどける主砲。足でも魅せ、先頭打者で左前打を放った3回に二盗を決めると、偽走で相手のボークを引き出し追加点を呼んだ。「できることはしっかりやろうと」。表情に充実感がにじんだ。

 「誠也の3ランは大きかった。その後も緩めることなく、ウチらしい攻撃ができた」と緒方監督。3月29日以来の貯金1には「それは全然。カープの野球をやるだけ」。王者の逆襲が本格化する。 (江尾 卓也)

 ▼鈴木の母貴美江さん ホームランのシーンはテレビで見ていました。試合は毎日欠かさず見ています。(母の日の一発に)元気でプレーしてくれていて、その姿を見るのは一番の楽しみです。 

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