阪神・近本 12打席ぶり希望の安打 快速復活セ・トップタイ11盗塁

[ 2019年5月13日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2―5中日 ( 2019年5月12日    甲子園 )

<神・中>9回1死、近本は左前打を放つ(撮影・坂田 高浩)
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 やっと出た安打にも阪神・近本の表情に笑みはなかった。11打席連続無安打で迎えた9回1死から鈴木博の152キロ直球を左前へはじき返した。

 「1本出たのは良かったです。でも、もうちょっとチャンスで打てたら…」

 10日中日戦の2回に内野安打を放って以来のHランプ。今月2~5日の4試合にまたいで記録した自己最長の12打席連続無安打を目前にして停滞を破った。

 それ以上に反省したのは好機での凡退だ。1点を追う4回2死一、二塁では清水の直球を捉えた飛球が中堅フェンス手前で捕られた。3点劣勢の6回2死一、三塁では左腕岡田の初球を引っかけて二ゴロ。試合前の時点で広島・菊池涼と並んでリーグ最高だった得点圏打率・375は2度の凡退で同3番目の・353へ下降した。

 武器とする「足」では劣勢を打開しようとする姿勢を見せた。1点を勝ち越された直後の2回に併殺崩れで一塁に残り、糸原への3球目で二盗。4日のDeNA戦以来、7試合ぶりの11盗塁目を強肩で鳴らす加藤から決め、再びヤクルト・山田哲、中日・大島とリーグトップに並んだ。

 12連戦後に移動休日を挟んだ今回の3連戦は14打数2安打の低調だった。前日11日には4月25日からキープしていた打率3割を切るなど、さすがに疲労の色も隠せない。矢野監督は思いやったうえで反攻に期待を寄せる。

 「疲れも出始める。そういう部分に入っているかもしれない。でも、最後に1本出るのは全然違う。近本が出るのは相手にとっても嫌なこと。火曜日からまた元気にやってくれたらと思う」

 14日からは開幕6連敗中の巨人戦。呼応するように近本も「点につながるプレーをやっていきたい」と前を向いた。(長谷川 凡記)

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