阪神連敗 矢野監督、判定にモヤッ拙攻にモヤッ…またもプロ初勝利献上

[ 2019年5月13日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2―5中日 ( 2019年5月12日    甲子園 )

<神・中>初回、高橋の先制打に対し、球審に疑問をぶつける矢野監督(撮影・坂田 高浩)
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 阪神は12日の中日戦で約3週間ぶりの連敗を喫した。17年夏の甲子園優勝投手で、プロ初先発だった清水から奪った得点は初回の2点のみ。2回以降は5度の得点機を生かせず、継投の前に無得点に倒れた。プロ初勝利の献上は巨人・高橋、DeNA・大貫に続いて今季3人目。6カードぶりの負け越しも決まった。

 フラストレーションだけがたまる1敗だった。4月中旬の巨人戦以来となる手痛い連敗で、6カードぶりの負け越しだ。3点を追う9回2死一、二塁。打席に大山を迎えた聖地は一発の機運が高まったが、4番はあえなく見逃し三振に倒れた。奪った得点は初回の2点のみ。2回以降5度あった得点機をすべてつぶしては勝利などおぼつかない。

 「取れそうなところで取れてないというね。流れの中でやっぱり、こっちに流れを持ってくることができなかった。僕らはそういうところで点を取っていかないといけない。これから成長していきたいところですね」

 矢野監督は苦り切った表情を浮かべた。17年夏の甲子園V腕でプロ初先発だった清水の前に5回4安打。2回と4回に才木がバントでミスを繰り返すなど19歳右腕を楽にさせてしまった。印象を問われ、「うーん、まあ、こっちがもたしてしまったなという感じにしか見えないけどね」と拙攻を悔いた。巨人・高橋、DeNA・大貫に続いてプロ初勝利を献上したのは今回で3回目だ。

 ケチのつけ始めは初回だった。1死満塁から高橋の打球は一塁手・マルテのグラブを弾き、右翼線へ転がった。フェアかファウルか微妙な当たり。審判団に掛け合ったが、当然判定は変わらない。2点を失った。

 「審判ももちろん一生懸命やっている。俺らも毎日毎日必死に戦っている中、俺は選手を信じてファウルじゃないかと思っている。仕方がないだけではすまされない部分も俺らの気持ちの中ではある。今でも疑問に思っている」

 指揮官は最後までモヤモヤをぬぐい去れない様子だった。ただ、引きずるわけにもいかない。14日から敵地で首位を走る巨人との2連戦が控える。「今シーズンやられてるのはもちろん分かってますし、巨人に勝って2勝できるわけじゃないんですけど、巨人に特別な思いを持って戦っていきたいと思います」。青柳、岩田を立てて挑む試金石の2連戦。今季6戦全敗の宿敵打倒へ闘志を燃やした。(吉仲 博幸)

 ▼阪神マルテ ファウルかなと思ったんですが。取りにはいったんですが。

 ▼阪神梅野 (ファウルに)見えた。そこで、また変わってきたと思いますし。

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