立命大 今秋ドラフト候補同士の投げ合い制し貴重な勝ち点ゲット 坂本が2失点完投

[ 2019年5月7日 15:20 ]

関西学生野球春季リーグ戦 第5節3回戦   立命大7―2近大 ( 2019年5月7日    ほっと神戸 )

好投する立命大先発・坂本
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 立命大が今秋ドラフト指名候補同士の投げ合いを制し、貴重な勝ち点を手にした。勝ち点3は近大と並ぶが、関大、同大との対戦を残しており、最終節を残すのみの近大に比べ、優勝争いでは有利な状況となった。

 最速148キロ左腕の先発・坂本裕哉投手(4年=福岡大大濠)が相手打線を寄せ付けず、4安打2失点(自責0)完投勝利。最速152キロ右腕・村西良太投手(4年=津名)に投げ勝ち、1回戦に続く近大から2つ目の白星に「ここが天王山だと思っていた。冬の間から近大の事ばかりを考えてやってきたし、最高の結果が出た」と満面の笑顔だった。

 初回、6日にリーグ史上30人目の通算100安打を記録した先頭打者・竹村陸外野手(4年=神戸国際大付)に安打を許し、1死二塁の場面を招いたが、今秋ドラフト指名候補の谷川刀麻外野手(4年=星稜)、4番・佐藤輝明内野手(3年=仁川学院)をともに内野ゴロに仕留め、リズムをつかんだ。2回からは5イニング連続で三者凡退。「コースに丁寧に投げられたし、早いカウントから勝負することができた」。点差の開いた9回2死、谷川に力勝負を挑み、中越え本塁打を浴びた。「(150キロを)狙いに行ったんですが、一番ダサい結果になってしまいました…」と頭をかいたが、9回にこの日最速タイの147キロを計測。無四球完投と最後まで球威と制球力は落ちなかった。

 スタンドでは阪神、巨人など8球団のスカウトが試合を見守った。投げ合いを制した坂本の評価は上がる一方だ。阪神・熊野スカウトは「コースに確実に投げ分けられている。投げるごとに調子を上げて来ているし、これからもっと注目を集める選手になる」と言う。リーグトップの4勝目で防御率0・64。高い潜在能力に加え、抜群の安定感も身についてきた。

 坂本に対しては辛口の後藤昇監督(58)も「良かったし、丁寧に投げていた。さすがエース。今日は褒めときます」と目尻を下げる内容だった。坂本は「個人的には満足のいく内容ではなかった。欲しいところで三振を取ることができなかった」と表情を引き締める。圧倒的な投球で昨春以来、2季ぶりの優勝をチームにもたらす覚悟を示した。

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