阪神・青柳、悪送球から5球で失点 “弱点”突かれ4回4失点

[ 2019年5月7日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2―4ヤクルト ( 2019年5月6日    神宮 )

初回先頭打者・太田のバント打球処理を悪送球する阪神先発・青柳(撮影・村上 大輔)
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 阪神・青柳が“弱点”を突かれて4回4失点。今季最短での降板に最多失点と、試合を作れなかった。

 「自分のエラーをきっかけに先制された。その後なんとか粘り続けたかったですが、早いイニングでマウンドを降りてしまい、先発の役割を果たすことができませんでした」

 4月17日に同じ舞台で7回無失点と封じたヤクルト打線の揺さぶりにハマった。初回、先頭の太田のセーフティーバントを捕球したまではよかったが、まさかの一塁悪送球。ファウルグラウンドを転々とする間に三塁まで進まれると、続く山崎にあっさりと左前適時打を許し、わずか5球で先制点を失った。その後、1死二、三塁とされ、雄平の左犠飛で2点目を奪われた。

 課題とされてきた送球に乗じてリズムを崩そうと、セーフティーバントの構えを多用する相手に対し2、3回は無失点だったが、4回先頭の雄平に右前打され、続く村上には左翼へ2ランを浴びた。直後の攻撃で代打鳥谷を送られ、ペースを取り戻せないままでの降板となった。

 この日に許した安打4本はすべて左打者に打たれたもの。右打者の被打率は・148と抑えている一方で、左打者には同・292と打たれている。今後も付いて回るであろう課題については、降板後のベンチで福留から助言を受けた。「左打者目線のアドバイスをしていただきました。“抑え方はもっとあるんだよ”と」。数字が出ている以上、他球団も同じ策を講じてくることは容易に想像が付くだけに、乗り越えなければいけない壁だ。

 矢野監督も「左打者を並べてきたり、ああいう風に小技を使ってきたりというのは、これからもやってくると思う。それは成長していくしかない」と、自身で克服する術を見出すよう求めた。

 とはいえ、これまで見せてきた快投が色あせることはない。神宮の夜に喫した3敗目は、青柳が、もうひと皮剥(む)けるためのきっかけにするだけだ。(巻木 周平)

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