中日・大野雄、608日ぶりの完封勝利!自己最多タイ13奪三振の力投

[ 2019年5月7日 20:39 ]

セ・リーグ   中日6―0広島 ( 2019年5月7日    ナゴヤドーム )

<中・広>3安打13奪三振で完封勝利を挙げ、バッテリーを組んだ加藤(右)と笑顔でグータッチする大野雄(撮影・椎名 航)
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 中日は、先発の大野雄が9回125球を投げて、3安打無失点、自己最多タイ13奪三振の力投を見せ17年9月6日の巨人戦以来、608日ぶりに完封勝利を挙げた。また、広島戦の勝利も17年8月9日以来。チームにとっても今季初の完封勝利となった。

 大野雄は初回の上位打線を三者凡退に抑えた。2回は2死無塁から安部に右前安打を許す。続く会沢には四球を与え2死一、二塁にとされるが、田中広から見逃し三振を奪ってピンチを切り抜けた。3回~6回までは無安打で広島打線を抑えた。7回は2死から安部に右翼線への二塁打を打たれるが、続く代打の松山から見逃し三振を奪い、得点は許さなかった。8回にも2死から野間に左中間への二塁打を許すが、続く菊池を中飛で抑えた。9回はバティスタ、鈴木、長野のクリーンアップから三者連続三振を奪って完封勝利を物にした。

 打っては、2回無死一塁で高橋周の左中間への適時二塁打で先制。3回には、無死一、三塁で大島の投ゴロの間に三塁走者が生還して加点すると、ビシエドと阿部が続けて右中間への適時二塁打を放ち2点を加えた。さらに高橋周が中前適時打を放ち、この回だけで一挙4点を挙げてリードを5点に広げた。7回には2死一、二塁で平田が右翼線への適時二塁打で加点した。

 広島は、先発の野村が4回74球を投げて、7安打5失点で今季2敗目。打線も大野雄に3安打に抑えられてチームの連勝は4でストップ。借金1となった。

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