マエケン 2回降板の予定も「あと1人!」と指揮官に異例のおねだり「会沢が…」

[ 2018年11月13日 20:39 ]

日米野球第4戦   MLB選抜―侍ジャパン ( 2018年11月13日    マツダ )

<MLB選抜・侍ジャパン>2回を無失点に抑えベンチに戻る先発の前田(撮影・奥 調)
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 MLB選抜の前田健太投手(30=ドジャース)が古巣・広島の本拠マツダスタジアムで先発登板し、2回1安打無失点で降板した。前田がファンを前にして同球場で投げるのは、15年10月7日の中日戦以来1133日ぶり。

 前田は12日に更新した自身のインスタグラムに、広島から侍ジャパンメンバーに選出された大瀬良大地投手(27)、岡田明丈投手(25)、会沢翼捕手(30)、田中広輔内野手(29)、菊池涼介内野手(28)と広島入りしてから会食した際の写真をアップ。「久しぶりのマツダスタジアムのマウンドに上がれるのがとても楽しみです!」と意気込みをつづり、2番・菊池との対戦ではお互いに思わず笑顔を浮かべる微笑ましいシーンもあった。

 降板後、試合を中継している日本テレビの放送ブースに今季限りで現役を引退した新井さんTシャツを着こんで登場した前田は「久しぶりにこの球場で投げることができて本当にうれしかったですし、いい登板になりました」と笑顔。菊池とのほのぼのシーンについては「あんまり対戦することがないのですごく楽しみにしてましたし、キクも楽しみにしてくれていたので。本当に真剣勝負できたので楽しかったですね」とうれしそうに振り返った。

 打者7人と対戦して2回を投げ終えた後でベンチに戻ると、指揮官に向かって人差し指を立てて“おねだり”しているように見えるシーンも。その場面について聞かれると「きのう一緒に食事したんですけど、会沢が『対戦できなかったら本当に怒る』って言ってたんで、1人だけ、なんとか会沢だけ投げさせてくれないかって言ったんですけど、2イニングって決まってたんで、勝手なことはできないって言われて…。対戦したかったんですけど…はい」と誕生日2日違いの同学年で、バッテリーを組んでいた「8番・会沢」とのエピソードを苦笑いで振り返っていた。

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