合同トライアウトで1軍実績組が貫録 西岡、中井、城所、若松、須田ら猛アピール

[ 2018年11月13日 14:20 ]

プロ野球合同トライアウト ( 2018年11月13日    タマスタ筑後 )

<12球団合同トライアウト>中越えに適時二塁打を放つ西岡(撮影・岡田 丈靖
Photo By スポニチ

 12球団合同トライアウトが13日、福岡県・タマスタ筑後で行われ、48選手が参加。カウント1―1からのシート打撃形式のテストが実施され、西岡剛(34=阪神)、城所龍磨外野手(33=ソフトバンク)、枡田慎太郎(31=楽天)、中井大介(28=巨人)、若松駿太(23=中日)、須田幸太(32=DeNA)ら1軍での実績がある選手たちが結果を残した。

 打者では、10年の首位打者・西岡が成瀬(ヤクルト)から中越えの適時二塁打を放ち、4打数1安打。内野ゴロで一塁へ全力疾走を見せるなど、2度の盗塁王に輝いた足の健在ぶりもアピールした。今季1軍で70試合出場した中井も成瀬から右中間へ二塁打を放つなど、3打数1安打2四球と貫録を見せた。

 守備に定評がある城所は4打数2安打1四球で盗塁も決め、バットと足でも結果。枡田は古野(ヤクルト)から中前打、乾(元巨人)から左越え二塁打を放ち4打数2安打と複数安打を記録し、持ち前の打撃力を見せつけた。

 投手では、15年に10勝をあげた若松が、藤沢(西武)、西田(阪神)、園部(オリックス)をわずか7球で“三者凡退”。チェンジアップで打たせて取る持ち味を発揮し、「もう1度NPBでやりたいという思いがある」と力強く語った。16年に62試合に登板した須田も比屋根(ヤクルト)、辻(巨人)、鵜久森(ヤクルト)の3人を打ち取った。

 また、コラレス(28=楽天)、山本雅士(24=中日育成)が三者連続三振で存在感をアピール。鵜久森淳志外野手(31=ヤクルト)は第1打席に大きな当たりの中飛。その後は2四球を選んだ。辻東倫内野手(24=巨人)は安打こそなかったが、5打席で3四球を選んだ。

続きを表示

この記事のフォト

2018年11月13日のニュース