大瀬良 最多勝にふさわしい快投、先輩マエケンに「頼もしさ見せられた」

[ 2018年11月13日 23:36 ]

日米野球第4戦   侍ジャパン5―3MLB選抜 ( 2018年11月13日    マツダ )

<侍ジャパン・MLB選抜>先発登板する大瀬良(撮影・後藤 正志)
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 前田(ドジャース)とのカープの新旧エース対決で、大瀬良(広島)は5回2安打1失点の好投。ソトから2打席連続三振を奪うなど、リーグ最多勝にふさわしい堂々のピッチングを披露した。

 「最後の試合は、僕が涙を流して終わった。メンタル的な弱さとかもありました…」。

 試合後、大瀬良の脳裏に去来したのは3年前の試合だった。15年10月7日の中日とのシーズン最終戦。7回無失点と好投した前田の後を受けて8回のマウンドに上がったが、1/3回を3失点で敗戦投手になった。この黒星でCS進出を逃し、大瀬良はベンチで大粒の涙。前田は翌年からドジャースに移籍しただけに、2人にとってはこれが「最後の試合」だった。

 「今日はマウンド上での立ち振る舞いとか、頼もしくなった、という姿を少しは見せられたかな…」。試合後、大瀬良は照れくさそうな表情でそう言った。尊敬する先輩に、成長した姿を見せられた。それが、何よりうれしかった。

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2018年11月13日のニュース