【阪神・矢野監督語録】才木も晋太郎ももちろん、小野も望月も…先発かな

[ 2018年11月13日 05:30 ]

内野ノックでナインに気合を入れる矢野監督(撮影・坂田 高浩)
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 【阪神・矢野監督語録】

 ▼珍しいブルペン入り0人 おらんかったね。それ(理由)は俺は知らんけど、明日、紅白戦もあるし。まあ実戦の前って投げない投手も多いじゃん。前々日くらいに投げる投手が多いから、それでたまたま、そうなっただけでね。ゼロって思って俺もビックリしたけどね。まあ、珍しいだけで、何もないです(笑い)。

 ▼来季先発陣の構想は… 真っ白ではないけどね。それは今までの実績もあるし、(これまで)やってきたね。今年やったこともあるし。才木も中(継ぎ)というタイプではないし、(藤浪)晋太郎も、もちろん先発。小野も先発かなと思うし。望月も現状、先発かなと思っているんだけど。今年、中継ぎを経験させてもらえたから、どういうもんかというのは分かってるから、そっちもできると思うしね。でも先発をやっていないと先発は難しいから。昨日もカーブを投げたり、すごい球を投げていた。

 ▼望月の1軍経験は貴重 やっぱり1軍を経験させてもらって、あの頃って調子的には、1軍に上げてもらうのはどうかなと思ったんよ。まだしんどいんちゃうかなと思ったんだけど、上げてもらったことでめちゃくちゃ成長したね。フォークとかスライダーとか。もともとメンタルっていうか、性格はあの年齢であんなにしっかりしているのはなかなかいないんちゃうかっていう…。やることはしっかりしているし、勉強熱心だし、素材としてはスケールのでかい投手だから先発で行ってみたいなとは思っている。

 ▼藤浪や才木もうかうかできない もちろん、もちろん。才木だって、今年1年だから、まだ実績といえるものではないじゃん。若いからこちらは我慢するという特権もあるけど、じゃあ才木は来季ローテーション二重丸とは思っていない。素材的には、凄いいいモノを持っているのは間違いない。晋太郎だって一時の一番苦しい時から抜けて、昨日は凄いいい球を投げていた。競争が楽しみ。誰かを確定させるという感じはない。

 ▼争う人数は多い 本当に若いからさ。楽しみ。今はプラスで考えるからアレやけど、高橋遥人とかもさ、ケガだけど、出てくれば、凄い楽しみだし。馬場の名前も忘れたら怒られるしさ。いっぱいいるのよ、いるのは。みんなが、ほんまにちょっと、いい意味で勘違いしてほしいなって。本当に俺はお世辞抜きで、みんな凄いものを持っていると思っているから。そいつらが、今いるみんながグワーッて上がったらどんなことになるのかなっていう。みんなでそう思いましょう。

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2018年11月13日のニュース