胃がんから復活目指す広島・赤松 675万円減「1軍で活躍しないと」

[ 2018年11月13日 05:30 ]

広島の赤松
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 胃がんからの復活を目指す広島・赤松が12日、大野練習場で野球協約の減額制限(1億円以下は25%)いっぱいとなる675万円減の年俸2025万円(推定)で契約を更改した。

 「戦力として見ていると言ってもらい、凄くありがたい。恩を返さないといけない。使命感、責任がある」と来季の1軍復帰と勝利への貢献を誓った。

 17年1月に胃の半分を切除。地道にリハビリをこなし、今季は2年ぶりに春季キャンプにも参加した。ウエスタン・リーグでは55試合で打率・237、1本塁打、5打点、5盗塁。大きかった不安は夏場あたりから手応えに変わり、熟慮の末に現役続行を決意した。「1軍で活躍しないと本当の喜びはない。4連覇に少しでも貢献したい」。守備走塁のスペシャリスト。1軍争いに割って入り、カクテル光線のもとで躍動する姿が見たい。(江尾 卓也)

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2018年11月13日のニュース