清宮デビュー7戦連続で止まった オリ金子&増井打ち崩せず

[ 2018年5月11日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム1―2オリックス ( 2018年5月10日    京セラD )

9回無死、空振り三振に倒れた清宮
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 記録ストップの瞬間が訪れたのは突然だった。1―1の9回無死二塁、一打サヨナラのピンチ。イニング途中で左翼を守る日本ハムのドラフト1位・清宮は守備固めの杉谷と交代した。延長も出場なら更新も期待されたが、4打席無安打でデビューからの連続試合安打が7で止まった。

 「いつかは(記録ストップが)来ることだと思っていた。打てなかった分、明日(11日)2本打てると思えばいいかなと思う」

 オリックスのエース金子と初対戦。「いろんな球種があるので頭に入れていった」と振り返ったが、3打席全てチェンジアップなどの変化球で内野ゴロに倒れた。9回は守護神・増井の148キロ直球に完全な振り遅れで空振り三振を喫した。

 プロ初の左翼での先発出場。8日の同戦はDHを解除して途中から守ったが、その試合と同様、この日も守備機会はなかった。栗山監督は途中交代について「まだ長い距離を投げていない。ケガのリスクを考えてバックホームが必要となれば代えるつもりだった」と説明。右ふくらはぎ痛で離脱中の近藤の復帰も近く、出場機会の確保のために今後も外野守備の技術を磨く。前日にプロ初本塁打も勢いは続かず、チームも延長12回の末に敗れた。11日は早実の先輩、王貞治球団会長がいるソフトバンク戦。18歳は「切り替えて新たな気持ちでいきたい」と前を向いた。 (山田 忠範)

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2018年5月11日のニュース