5試合中4試合が2時間台…ソフトB石川 驚きの投球テンポの理由

[ 2018年5月11日 13:35 ]

9日の西武戦に先発したソフトバンクの石川
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 ソフトバンクに新たな“スピードスター”が誕生した。5年目右腕の石川柊太投手(26)だ。今季先発5試合で4勝。150キロ超の直球と120キロ台のパワーカーブを軸に防御率は1・73と堂々のピッチングでチームの勝ち頭となっている。

 驚くのはテンポの速さ。捕手からボールをもらうと、すぐにセットポジションに入って投げる。サインをどのタイミングで見ているのかと不思議に思うほどの速さだ。

 数字にも表れている。石川が先発した試合時間は圧倒的に早い。

 4月12日・日本ハム戦(2時間32分)3―0

 4月19日・楽天戦(2時間26分)1―3

 4月26日・西武戦(2時間27分)4―1

 5月3日・ロッテ戦(3時間33分)5―3

 5月9日・西武戦(2時間31分)3―0

 強風に苦しんだロッテ戦を除いた4試合の平均時間は2時間29分。試合のスピードアップにも貢献している。

 そんな石川は昨季、1軍デビューし8勝。今季は開幕ローテ入りを狙ったものの、調子が上がってきたのが3月下旬で、開幕は中継ぎに回った。それだけに4勝と結果を残していても油断はない。「いつも通り、ラストチャンスのつもりで投げる。1試合1試合生きるか死ぬか」と腕を振る。「息が上がっているときもあるけど、その方がいいというか、勢いでいける」とキツく感じてもリズムを崩さずに投げ通している。

 5月9日は内川聖一内野手が通算2000安打を達成した。「そういう試合で投げられるのは嬉しいことだし、光栄。去年、松田さんの200本塁打も投げていたんですよ」とはにかんだ。ナイターにも関わらず、テンポの速い投球で報道陣も大いに助けられた。今後も石川のテンポには要注目だ。(記者コラム・後藤 実穂)

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