巨人・内海306日ぶり復活白星 14年連続勝利で斎藤雅に並んだ

[ 2018年5月11日 06:04 ]

セ・リーグ   巨人4―2阪神 ( 2018年5月10日    東京D )

今季初登板初勝利を挙げた内海
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 勝利の瞬間、巨人・内海はベンチを勢いよく飛び出し、左拳を高く掲げた。今季初登板で白星。昨年7月8日の同じ阪神戦以来、306日ぶりだった。

 「良いスタートが切れた。この舞台で投げたいという思いでやってきた」

 3日の広島戦で先発予定も、2日が中止となった影響で仕切り直し。やっと上がれた1軍のマウンドは「景色が凄い気持ちよかった」。5回まで無失点。3―0の6回1死一、三塁で降板し、5回1/3を2失点だった。

 1軍のマウンドは「遠い場所だなと思ってやっていた」と言う。3月30日。開幕戦は自宅で家族と一緒にテレビで観戦した。「僕は見たくなかった。やっぱり悔しいし」と明かす。それでも見なければならなかったのは「息子たちが巨人大好きだから」。子供たちは応援歌を聴けば、どの選手の曲か分かるほどのG党。そこに自分の姿がないことがふがいなかった。この日、一家の大黒柱はマウンドで躍動し、家族はスタンドから見守った。

 14年連続白星は生え抜き4人目で、歴代3位の斎藤雅樹(現投手総合コーチ)に並んだ。11、12年に最多勝に輝いた36歳の左腕は「斎藤さんには、まだまだ及ばない」と謙遜したが、復活の白星は、杉内、山口鉄ら、ファームでともに汗を流してきたベテランたちにも勇気を与えた。

 本拠地では2年ぶりの白星。ウイニングボールより、ジャビット人形を家族にプレゼントできることを喜んだ。「去年(人形が)新しくなったのに一個ももらえなかったから」と、4児の父は目尻を下げた。 (池田 翔太郎)

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