DeNA筒香3倍増3億円は“通過点”「チームを優勝させる4番に」

[ 2016年12月2日 06:15 ]

契約更改を終え、記者会見で笑顔の筒香
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 ポーカーフェースが崩れた。DeNAの筒香が横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、史上8人目となる2億円増の年俸3億円でサイン。一気の3倍増となり、尊敬する元巨人の松井秀喜氏に並ぶ高卒8年目での大台到達に「本当にありえないくらいの、普通では考えられない額を上げていただき感謝です。気持ちよくサインしました」と白い歯をこぼした。

 今季は44本塁打と110打点の2冠に輝いた。主将としてもチームをけん引し、球団初のCS進出の立役者になった。球団からは3年連続で打率3割を超えたことも評価されたとし、「チームスタッフやチームメートのおかげ。僕はたまたま打っているだけ」と周囲への感謝を口にした。

 球団野手最高年俸を手にしたが、その視線は既に先を見据えた。「お金のことよりも来季のことを考えています」。昨オフはドミニカ共和国でのウインターリーグに参加したが、今オフは関西地区で無休で自主トレを行う。25歳は「僕には時間がない。集中して練習をできる環境でやる。もっとレベルアップしたいので」と意図を説明した。

 来年3月にはWBCもあり、侍ジャパンの主軸としての期待もかかる。まずは世界一奪還に照準を合わせ「プロのトップである日の丸を背負う責任がある。勝ちに貢献できるように」と誓った。そして、最終目標はもちろんDeNAの日本一だ。「チームを優勝させる4番、主将でありたい」。見据えるのは頂点だけ。筒香の眼光は鋭くなっていた。(中村 文香)

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