阪神・西岡 1800万円減も球団に感謝「契約していただいた」

[ 2016年12月2日 05:30 ]

西岡は契約更改を終え会見する
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 左アキレス腱断裂で55試合の出場に終わった阪神・西岡は1800万円減の年俸9000万円でサインした。

 過去の実績や今後の期待が込められたことで減俸は約17%にとどまった模様。選手生命に関わる故障からの再起を後押ししてくれた球団とファンに対して改めて感謝を示し、来季の復活と恩返しを強く誓った。

 「こういう状況のなかでも契約をしていただいた阪神球団には感謝しています。恩返しをするにはグラウンドで結果を出すしかないですが、まずは一日でも早く復帰して、もっと明るい顔で、皆さんの前に姿を見せたいと思っています」

 7月20日の巨人戦(甲子園)の第2打席で左前打を放った際、一塁ベース手前でアクシデントに見舞われた。あまりの激痛に一度は「俺の野球人生はここで終わった」と覚悟。多数の球団関係者から激励の言葉を送られたことに深く感謝した。

 「阪神に入って4年。生え抜きではないですけど、そういう配慮や言葉に関しては感謝してもしきれない」

 ファンにも力をもらった。手術の前日だった7月25日に自身の公式フェイスブックに心情を投稿。3000件を超える応援コメントが寄せられ、折れかけた心をつなぎ留めてくれた。

 入院生活でも大きな刺激を受けた。「車いすで病院を回ったら、自分より酷な、国に指定された病気で入院している子供たちがいた。そういう子たちの方が明るかったし、強かった」。重い病やケガと闘う子供たちを会話やサインなどで励ましても、逆に勇気付けられたのは自分の方だった。

 私生活に支障がない程度まで回復しても復帰のめどを「見えてないし、分からない」と表現したように今後も道のりは決して簡単ではない。「ケガをして自分の弱さが見えた。その弱さを自覚した上で来年どういう風になるかというのを見せていけばいい」。真っすぐに未来を見つめた視線は力強かった。(巻木 周平)

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