6回1失点で7勝目のメンドーサ感謝「野手に助けられた試合」

[ 2016年7月26日 21:37 ]

<西・日>ファンの声援に応えるメンドーサ

パ・リーグ 日本ハム4―1西武

(7月26日 西武プリンス)
 6回3安打1失点で今季7勝目。日本ハムは先発のメンドーサは「野手に助けられた試合だった。守備もそうだし、攻撃面もそう。何より奨太(捕手の大野)のゲームメイクに助けられたよ」と振り返った。

 打たれた安打はわずか3本。だが、決して楽な投球ではなかった。西武のエース岸との投げ合い。勝敗を分けたのは1点リードの3回だった。先頭の金子に2ボール2ストライクから7球連続ファウルで粘られて四球、続く炭谷にも2度のバント失敗を含め7球連続ファウルの後、右前打を許した。2人に計23球を投げ、1死もとれず一、三塁のピンチ。それでも根負けせず、永江を空振り三振に仕留めると、続く栗山を一ゴロ併殺に打ち取って無失点に切り抜けた。

 4回には1死三塁から中村の中前適時打で1点を失ったものの、打者・浅村の時に三振ゲッツー。6回には1死二塁から中飛で二塁走者が飛び出してダブルプレーと6回までに4度の併殺に助けられた。「厳しいイニングが続いたけど、打たせて取るピッチングができたので、こういう結果になった」とメンドーサ。

 6連戦の初戦、相手エースとの投げ合いを制した頼れる助っ人右腕は「これでチームも勢いに乗れると思う」と胸を張り、ヒーローインタビューの最後は「イツモ、オウエン、アリガトウゴザイマス!」と日本語で締めくくった。

続きを表示

2016年7月26日のニュース