【香川】尽誠学園が高松商撃破！渡辺１失点完投

＜尽誠学園・高松商＞尽誠学園が９年ぶり１１度目の甲子園出場を決め、松井（左）と渡辺が抱き合う

第９８回全国高校野球選手権香川大会決勝 尽誠学園５―１高松商

（7月25日 レクザムスタジアム）
　尽誠学園が９年ぶりの復活Ｖだ。主将兼エースの渡辺が５安打１失点完投で今春センバツ準優勝の高松商を封じた。相手打線がここまで全４試合でコールド勝ちと好調な一方、自身は得意なはずのカーブが不調。開き直った。「どうせ打たれるなら攻めた方がいい」。徹底的に直球で内角を攻めた。味方打線は１点を追う２回に松井が同点ソロ。景気のいいチーム初安打を号砲に１４安打５得点した。

　昨夏は１回戦で坂出に逆転負け。２年生だった渡辺が延長１０回に決勝点を許した。「先輩から“新チームはおまえが引っ張れ”と言われた」。初戦敗退からの復活劇、その舞台は聖地に移る。