【西東京】八王子学園八王子 創価に9年前のリベンジ

[ 2016年7月26日 05:30 ]

<創価・八王子>7回無死二塁、保條が勝ち越しの左前適時打を放つ

第98回全国高校野球選手権西東京大会準決勝 八王子学園八王子8―6創価

(7月25日 神宮)
 主砲のバットで八王子学園八王子が雪辱を果たした。6―6と追いつかれた直後の7回。無死二塁から八王子学園八王子の4番・保條は左前へ決勝適時打。07年決勝で敗れた創価に競り勝ち、そのとき以来の決勝進出を決め「9年前の負けは知っていた。早実にリベンジしたので、きょうもリベンジしてやろうと思っていた」と笑った。

 昨年と同カードとなった準々決勝で清宮を擁する早実を撃破。6―3の9回1死一、三塁で清宮が放った右翼への大飛球を捕ったのが保條だ。「(柵越えまで)行ったと思ったら風で戻ってきた」。今大会は早実戦を含む4試合は15打数2安打だったがこの日は先制二塁打を含む4打数4安打2打点と完全復活だ。

 5盗塁と足を絡めた打線は14安打で8得点。98、07年に続いて同校3度目の決勝は東海大菅生に挑む。保條は「甲子園にめっちゃ行きたいです」と春夏通じて初の聖地へ強い思いを口にした。

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2016年7月26日のニュース