【佐賀】唐津商 決勝では新記録の16得点で頂点

[ 2016年7月26日 05:30 ]

第98回全国高校野球選手権佐賀大会準決勝 唐津商16―5佐賀商

(7月25日 佐賀県立)
 昨夏優勝校の龍谷の不祥事による準決勝辞退で揺れた佐賀大会は、ノーシードから勝ち上がった唐津商が、佐賀大会決勝の新記録となる16得点で頂点に立った。リードオフマンで主将の井上が3安打4打点と打線をけん引。ウイニングボールの右飛をグラブに収め、「これで甲子園に行けるんだ、と思ったら、ボールを捕った瞬間に頭が真っ白になりました」と振り返った。

 昨夏は死球による右側頭部骨折でベンチ外。龍谷に敗れた決勝をスタンドで見届け「自分がいたら…」と悔しさに胸をかきむしった。新チームをまとめて聖地に導いた主将が輪の中心になり、優勝メダルを首にかけて記念撮影。ナインは「熱男ーっ」とソフトバンクのスローガンを叫んだ。

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2016年7月26日のニュース