メジャーリーグ各球団 トレード期限迫り水面下で動きが活発化

[ 2016年7月26日 16:31 ]

マリナーズのウェード・マイリー投手 (AP)

 米国のNBCスポーツは25日、マーリンズがマリナーズのウェード・マイリー投手(29)とフィリーズのジェレミー・ヘリクソン投手(29)の獲得に興味を示していると報じた。

 マイリーは今季、ここまで18試合に登板して6勝8敗、防御率5・23。一方のヘリクソンは21試合に登板して7勝7敗、防御率3・65。2003年以来のプレーオフ進出を狙うマーリンズは、先発投手の充実を最優先に考えているようだ。

 また、同メディアはレンジャーズがロイヤルズのエディンソン・ボルケス投手(33)の獲得を狙っているとも伝えた。先発右腕のボルケスは今季、ここまで21試合に登板して8勝8敗、防御率4・56。レンジャーズは先発左腕のホランドと昨季のチーム勝ち頭であるルイスが長期欠場中。ダルビッシュも故障明けで無理させられない状況のため、こちらも先発投手を補強したいところだ。

 メジャーリーグはウエーバーを経ずにトレードできる期限が8月1日に迫り、水面下で各球団の動きが活発化。同日にはカブスが4選手を出してヤンキースの守護神チャプマンを獲得するなど大きなトレードも成立しており、今後も上位球団が中心となって補強を模索することだろう。

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