【鹿児島】樟南が引き分け再試合制す 県勢最多19度目の夏甲子園

[ 2016年7月26日 15:32 ]

第98回全国高校野球選手権鹿児島大会決勝 樟南3―2鹿児島実

(7月26日 県立鴨池)
 第98回全国高校野球選手権鹿児島大会決勝は26日、24日の延長15回引き分け再試合を行い、樟南が鹿児島実を3―2で振り切り、3年ぶりとなる県勢最多19度目の夏の甲子園行きを決めた。

 両チームは24日の決勝戦で息詰まる投手戦を展開。樟南が初回に相手投手のけん制悪送球と暴投で1点を先制。4回には鹿実が4番・綿屋の適時打で同点とし、以降、両チームの投手がスコアボードに0を並べて延長15回で引き分けていた。

 仕切り直しの一戦も1点を争う攻防。鹿実は1回1死二、三塁、吉内の左中間への適時打で2点を先制。4回に同点に追いつかれたがその裏、無死満塁から折尾の遊ゴロの間に三塁走者が生還して勝ち越した。

 投げては、先発・浜屋が5回途中2失点と粘投、後を継いだ畠中が無失点で切り抜け、リードを守り抜いた。

 鹿実は初回1死二塁の場面、24日に15回225球を1人で投げ抜いたエース谷村が、2点を失った先発・丸山に代わりマウンドへ。同点の3回に1点を勝ち越された以降は追加点を与えず、味方の反撃を待ったがかなわなかった。

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2016年7月26日のニュース