球児 甲子園で日米通算1000Kに「いろいろな捕手と積み重ねた結果」

[ 2016年7月26日 21:39 ]

<神・ヤ>お立ち台でガッツポーズする藤川(左)とゴメス

セ・リーグ 阪神5―3ヤクルト

(7月26日 甲子園)
 阪神は、3点差を跳ね返してヤクルトに勝利。ゴメスは4回1死二、三塁から反撃の口火を切る適時打と、8回1死一塁から決勝弾となる15号2ランを放った。

 「積極的に打てる球が来れば打とうと思った」と語る4回の適時打に加え、8回には待望の勝ち越し2ラン。甲子園のファンから歓声を浴びた瞬間を「とても気持ちよかった」と喜んだ。「しばらく(本塁打が)出ていなかったので、これからも毎試合ベストを尽くします」とファンたちの前でさらなる活躍を誓った。

 またこの日は藤川が8回から登板し、1回を2安打無失点2奪三振に抑えて勝ち投手となった。復帰後初の甲子園のお立ち台に「最高です」とうれしさをにじませ、「ほとんどこの甲子園で、いろいろな捕手とともに積み重ねてきた結果です」と日米通算1000奪三振に至ったこれまでの力投を振り返った。「今日も原口という新しいキャッチャーに受けてもらったので、またこれからも(三振を)積み重ねていきたい」と意気込んだ。

 試合後に金本監督は「諦めずに追いついて勝てたことは大きい」と試合を振り返り、ゴメスには「テンションを上げて、これからももっと打って欲しい」と期待を込めた。また藤川の投球を「バレンティンから三振をとったボールは素晴らしい。キレがある。やっぱり球児ですね」と称えていた。

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2016年7月26日のニュース