【DeNA1位】今永昇太 けがしても1位 万全なら即戦力

[ 2015年10月22日 17:31 ]

駒大・今永

プロ野球ドラフト会議

 【今永昇太(いまなが・しょうた)投手 22歳 駒大 左投げ左打ち 1メートル78、80キロ】
 1年春に神宮デビューし、3年秋は6完投2完封7勝と大車輪の活躍。26季ぶりリーグ戦Vと神宮大会優勝に貢献したが、代償も大きかった。翌年のドラフトの目玉と見込まれていたが、今年3月下旬に左肩腱板炎症に。春は登板なしに終わり、夏季ユニバーシアード大学日本代表も辞退。それでも春無理をしなかったおかげで今秋はマウンドへ戻ってきた。

 本調子とまでは言えないまでも9月11日の日大1回戦では救援で147キロを計測。15日の専大1回戦では昨年11月以来の先発登板も果たした。「まだ実戦感覚は戻っていないだろうけど1球1球を見れば良い球がいっている。問題ない。やはり直球のキレは素晴らしい」とネット裏のスカウト陣も復活に一安心。万全なら即戦力が期待できる逸材だけに、しっかり左肩の不安を取り除き、来春には実力を見せつけたい。

 ◆福岡出身。5歳からソフトボールを始める。永犬丸(えいのまる)中では軟式野球部に所属し、北筑では2年夏からエース。駒大では1年春にリーグ戦デビューし、2年春に初勝利。3年春にはリーグタイ記録となる3試合連続完封を記録。

続きを表示

2015年10月22日のニュース