【ロッテ1位】平沢大河 三拍子そろったスラッガー 左も苦にせず

[ 2015年10月22日 17:25 ]

仙台育英・平沢

プロ野球ドラフト会議

 【平沢大河(ひらさわ・たいが)内野手 17歳 仙台育英 右投げ左打ち 1メートル76、76キロ】
 今夏甲子園で3本塁打を放ち、その名を全国区にしたスラッガー。大舞台での勝負強さは折り紙つきだ。2年秋の神宮大会決勝では浦和学院の左腕エース江口から一発を放ち優勝に貢献。今夏の甲子園では初戦の明豊戦で初回1死二塁から中越えに先制2ラン。準々決勝・秋田商戦でも好投手の成田から右越えソロ、準決勝の早実戦でも上條のスライダーを右中間席へ運んだ。3本とも全て左腕からの一発とあってプロからの評価も高い。

 決勝では東海大相模に敗れ東北勢初優勝はならなかったが、152キロ左腕の小笠原から2安打。超高校級相手にひけをとらないバッティングを見せた。遊撃守備は安定し、塁に出れば足も生かせる走攻守三拍子そろった好選手。U―18W杯に出場したことで、日の丸への思いも強くなった。「甲子園とは違う緊張感を味わえた。(プロでは)侍ジャパンに選ばれるような選手になれれば」と野望も口にした。

 ◆宮城出身。小1から野球を始める。高崎中では七ケ浜シニアに所属し、2年夏に全国大会出場。仙台育英では1年春からベンチ入りし3年夏は甲子園で3本塁打。日本代表入りし、U―18W杯準優勝。

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