巨人、他選手への調査継続 久保球団社長「幅広く情報収集」

[ 2015年10月22日 18:24 ]

 プロ野球巨人選手の野球賭博問題で新たに2投手の関与が発覚したことを受け、巨人の久保博球団社長は22日、「幅広く情報収集はしている。必要があれば調べる」と他選手などへの調査を続ける考えを示した。

 選手一人一人に話を聞き、繰り返し注意喚起を行うなどの再発防止に向けた取り組みの必要性も示した。久保社長は「そういう態勢をつくる。球界の模範になるようなものをつくらないと。二度と、こんなことをやってはいけない」と危機感を募らせた。

 日本野球機構(NPB)の調査委員会が笠原将生投手、松本竜也投手の関与を突き止める決め手となった携帯電話の電子メールの復元を、巨人も行っていたことを明らかにした。久保社長は「解析とかをやった。その材料を全部提出して、調査委員会でそれを突き合わせてやっている中で(判明した)」と話した。

 東京都内のNPB事務局には同日、ファンから約20本の電話が寄せられた。「巨人を愛していたのに、どうしてくれるんだ」などと嘆く声が多かったという。

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2015年10月22日のニュース