浮き彫りになった巨人のヒアリングの甘さ 2軍は2、3日で終了

[ 2015年10月22日 08:47 ]

巨人・笠原将生投手(左)と松本竜也投手
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巨人・笠原&松本竜の野球賭博関与発覚

 今回、浮き彫りになったのは巨人のヒアリングの甘さだ。会見で森田清司法務部長は「そのような批判が出てくるのは当然だろうと考えています」と語った。球団はヒアリングは継続する方針だったというが、関係者によれば、笠原、松本竜、福田の3人がいた2軍はわずか2、3日で1回目の聞き取りを終えていたという。調査がずさんと指摘されても仕方がなく、今後拡大する懸念も拭えない。

 福田の野球賭博関与を発表した5日には刑法の賭博罪に当たる疑いもあるとし「警察への届け出を検討する」と説明。この日は「警察には相談している」としたが、早い段階で届け出る手段もあった。この日の笠原らへの事情聴取についても、NPBから報告された事実を確認しただけ。さらなる追及はしなかった。全てが後手後手だ。

 4年目の松本竜はドラフトで1位指名された。未成年で数千万円の契約金を手にし、誘惑の多い世界に飛び込む若者を指導、教育する環境は整っていたのか。「球界の盟主」で発覚した今回の問題がプロ野球界全体に与えるダメージは計り知れず、巨人経営陣の責任は重い。(巨人担当キャップ・大林 幹雄)

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