【中日1位】小笠原慎之介「この年齢で世界トップクラス」甲子園優勝左腕

[ 2015年10月22日 18:00 ]

東海大相模の小笠原

プロ野球ドラフト会議

 【小笠原慎之介(おがさわら・しんのすけ)投手 18歳 東海大相模 左投げ左打ち 1メートル80、83キロ】
 名門で1年春から公式戦に登板しながらその後は左肘痛など故障に苦しみ、最後の夏に才能が花開いた本格派左腕。神奈川大会を27イニング自責点0に抑え、甲子園でも同級生の右腕・吉田とWエースとして頂点をつかみ取った。

 3年夏の甲子園初戦となった聖光学院(福島)戦で自己最速を更新する152キロを計測。ブレーブスの大家博行スカウトが「この年齢では世界トップクラス」と絶賛するなど各球団があらためて高評価した。

 プロ志望届を提出した際には「マウンド度胸はプロでも通用すると思っている。目標とするプロ野球選手はいないので、自分が目標とされる日本一の投手になりたい」とピッチング同様に強気な言葉を並べた。高校日本一からプロでも日本一へ、新たな一歩を踏み出す。

 ◆神奈川出身。小1から善行スポーツ少年団で野球を始める。善行中時代は湘南ボーイズに所属し、2年夏は全国大会4強で3年夏に全国大会優勝。U―15日本代表入りし、アジアチャレンジマッチ優勝。東海大相模では1年春からベンチ入りし2年秋から背番号1。

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