明大から3人上位指名 阪神1位の高山、甲子園に「わくわく」

[ 2015年10月22日 20:50 ]

阪神から1位指名された明大の高山俊外野手(左)と日本ハム1位指名の上原健太投手

プロ野球ドラフト会議

 東京六大学リーグで首位を走る明大は打の主役、高山と左のエース上原が1位、扇の要の坂本が2位と3人が上位指名された。

 最初に名を呼ばれたのは高山。ヤクルトと阪神が1位で競合し、一度はヤクルトかと思われた。だが、抽選結果が訂正され、一転して交渉権は阪神に。記者会見場となった合宿所はざわつき、普段は冷静な高山も「自分もよく分からない感じ」と戸惑いを見せた。

 甲子園は東京・日大三高3年の夏に全国制覇をした縁の深い球場。「あんなにいいグラウンドでこれからやれると考えると、わくわくしている」と笑顔を浮かべた。

 上原は1位抽選で2度外れた日本ハムに指名された。左手指のけがで投げ込みができず春に出遅れてから、本来の速さを取り戻せていない。球団には広島・広陵高の先輩、有原がおり「先輩方と一緒に頑張っていきたい」と意気込んだ。

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