丸 カープ初!スミ1先頭V弾 不振脱却へ「気合で」

[ 2015年4月18日 05:30 ]

<広・中>初回無死、丸が左越えに先制ソロを放つ

セ・リーグ 広島1-0中日

(4月17日 マツダ)
 薄暮の空に美しい放物線が描かれた。広島にとって史上初となる、ファンもしびれる痛快な勝ちっぷり。両軍通じて唯一の得点を叩き出したのは、今季2度目の1番に入った丸だ。初回、中日・八木の高めの120キロスライダーを強振。流し打った打球は左翼バルコニー席壁面を直撃する今季1号アーチとなった。

 「気持ちを強く持って振りました。気合で持って行きました」。昨年4月1日のヤクルト戦(マツダ)以来、自身3本目の先頭打者本塁打。チームにとっては3日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、3本目のアーチだ。その先頭打者本塁打による「スミ1勝利」。球団史上初の出来事となった。

 若きチームリーダーは不振にあえいでいた。この試合まで打率・190。本来の打撃を取り戻すため、試合前には新井打撃コーチの指導のもと、ある練習に取り組んだ。左打者の場合、バットを握る手は右手が下になるが、左右を逆にしてティー打撃。同コーチが「体が開かないように、リードする腕の使い方の練習」と説明する「逆手ティー」が、会心の一撃を生み出す一因となった。丸は「大きなことは言えませんが、きょうは自分のスイングができました」と笑顔で振り返った。

 チームの連敗は2でストップ。しかし、チーム得点はリーグ最下位の39と、決定力不足が相変わらず。「明日も勝つ!」。チームの勝利のために、1点でも多く得点を生み出す。丸はお立ち台で自分を奮い立たせるように、力強く宣言した。

 ≪プロ野球18度目≫広島は丸の初回先頭打者本塁打の1点を守って完封勝利。初回先頭打者本塁打だけの1―0勝利は14年6月11日ヤクルト(打者・山田)以来プロ野球18度目。セでは9度目(パ9度)になるが広島では初。丸は9日巨人戦でも初回二塁ゴロで唯一の打点を挙げ1―0勝利。月間2度も「スミ1」の勝利打点をマークしたのは71年4月の藤田平(神)以来44年ぶり。広島では大和田が60年5月に2度1―0試合で勝利打点を記録しているが2度の「スミ1」V打は丸が初めて。

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