巨人 阿部不在の打線、好投・田口を援護できず連勝ストップ

[ 2015年4月18日 18:32 ]

<神・巨>6回、マートンに四球与えたところで降板する田口(中央)

セ・リーグ 巨人1―2阪神

(4月18日 甲子園)
 巨人は先発・田口が5回1/3を4安打7奪三振2失点(自責1)と好投も、打線が援護できず連勝は5でストップした。

 唯一挙げた5回の得点も、田口のバットによるものだった。長野の左翼線二塁打と村田の左前打で2死一、三塁から左前適時打。プロ初登板で初先発初勝利を飾った11日のヤクルト戦(東京D)でも決勝打を放っており、2戦連続の打点をマーク。この日も投打で輝きを放ったが、プロ2勝目には届かなかった。

 「(初めての甲子園のマウンドに立ち)憧れのマウンドで投げられることにわくわくした胸の高鳴りがありました。伝統の一戦を初めて体験し、球場全体から緊張感や期待感が一球一球投げるたびに伝わってきました」と田口。勝ち越し点を奪われた6回は、先頭・西岡への四球がきっかけとなっただけに「先頭打者への四球は一番失点につながりやすい。カウント、状況、打者を頭に入れて集中して投げられるようにしたい」と反省した。

 インフルエンザ発症でチームを離れた原監督に代わり、15日のDeNA戦(横浜)から指揮を執る川相監督代行にとっては“初黒星”。前日の試合で負傷した阿部がこの日、登録抹消となり、厳しいチーム事情は続くが「全員でつないで戦うしかない」と前を向いた。

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2015年4月18日のニュース