強烈スライディングで両軍総出!グラウンドは騒然!

[ 2015年4月18日 13:02 ]

ロイヤルズのエスコバル(左)はアスレチックスのローリーのスライディングで転倒する (AP)

ア・リーグ ロイヤルズ6―4アスレチックス

(4月17日 カンザスシティー)
 17日に行われたロイヤルズとアスレチックスの一戦で、強烈なスライディングがきっかけで両軍総出となる事態が起きた。

 4―4の同点で迎えた7回、無死一塁の場面でアスレチックスのレディックが放った打球は投手ヘレラの足に当たり、三塁方向へ。これをムスタカスが処理して二塁のベースカバーに入った遊撃手のエスコバルへボールを転送した。

 ギリギリのタイミングで二塁はアウト。しかし、このプレーの際に走者のローリーが足から強烈なスライディングを見せ、左足がエスコバルの左膝にまともに入った。

 エスコバルはその場に倒れ込み、苦悶の表情。これに黙っていられないロイヤルズナインは捕手のペレスをはじめローリーに詰め寄り、塁審に制止されながらローリーもまたこれに応戦した。

 その後、このもめ事を収めるために両軍ベンチは総出となり、ブルペン陣も現場に急行。グラウンド内は一時騒然となったが、退場者が出るような事態にはならなかった。

 しかし、エスコバルのケガは深刻で、このまま試合を退くことに。18日以降の出場は状態を見て決めるという。

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