初回の失点が…藤浪 悪い流れ断ち切る勝利も「60点とかそのくらい」

[ 2014年6月4日 21:40 ]

<楽・神>4勝目を挙げた藤浪(左)は筒井からウイニングボールを受け取る

交流戦 阪神9―1楽天

(6月4日 コボスタ宮城)
 阪神の藤浪が前夜、悪夢の逆転サヨナラ負けを喫したチームの悪い流れを断ち切った。

 7回を6安打1失点(自責0)で4勝目。初回2死から四球と自らの悪送球で1点を失ったが、これが唯一の失点となった。

 「内容自体はそんなに良くないし、初回に自分のエラーで失点した。60点とかそのくらい。ストライク先行で余計なランナーを出さなかったのが良かった」

 それでも初回に自己最速タイの156キロをマーク。走者を背負いながらも粘りの投球で2回以降は0を並べた。

 交流戦は自身2連勝。「きのうサヨナラ負けで(チームの)流れが悪い中、自分が流れをつくろうと思った。(最速タイ)はうれしいが気にしてない」とあくまでチームの勝利にこだわる右腕。夏場に向けさらに調子を上げそうだ。

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