メッセ、呉昇桓まさか…阪神、痛すぎる逆転サヨナラ負け

[ 2014年6月4日 05:30 ]

<楽・神>9回、牧田にサヨナラ三塁打を打たれた呉昇桓

交流戦 阪神3―4楽天

(6月3日 コボスタ宮城)
 阪神が痛すぎる逆転サヨナラ負けを喫した。3―0の9回にまさかの4失点。8回まで1安打無失点のメッセンジャーが突然崩れ、そして守護神の呉昇桓(オスンファン)もあとアウト一つが奪えなかった。9カード連続で初戦黒星。一昨年から続く楽天戦の連敗も「6」となった。

 誰がこんな結末を予想できただろう。阪神が勝利目前で奈落の底へと突き落とされた。3―2の9回2死一、二塁。呉昇桓が150キロ真っすぐを牧田に右翼フェンス直撃のサヨナラ2点三塁打された。

 「難しいことはない。それがオレの仕事。準備はできていた」

 5月28日の西武戦(甲子園)に次いで来日2度目の救援失敗で、初のサヨナラ負け。それでも、守護神は緊急登板だったことを言い訳にしなかった。

 悪夢は3点リードで迎えた9回裏に訪れた。先頭の西田に中前打、代打・後藤に左中間に三塁打されて1点を失うと、和田監督は好投のメッセンジャーから呉昇桓にスイッチ。ボウカーの中犠飛で1点差とされたが、この時点で2死走者なしだった。しかし…。岡島に内野安打、ジョーンズにも四球…。まさかまさかの結末だ。

 詰めを誤った采配で和田監督が悔やんだ場面は、まずは9回の攻撃だった。1死走者なしから、メッセンジャーが四球で出塁。この回の攻撃は2死一、三塁まで好機が広がったが、メッセンジャーは三塁走者として攻撃を終えていた。ベンチで休む間もなくマウンドへ。三振を指示していれば、9回裏のマウンドに備えられていたはずだ。

 「塁に長くいた影響もあったのかも。(9回の打席で三振の指示を出さず)こうなってみると、そうしないといけなかった」

 左翼マートンの交代機を逸したことについては、否定した。守備固めに俊介を起用したのは9回2死一、二塁から。9回のスタートから替えていれば1点目の後藤の適時三塁打も防げたかもしれないが、「流れを変えたくなかったし、何かあったときにね。呉昇桓に代わったから、(俊介に替えて)守りに入ろうと思ったけど」と説明した。

 9カード連続で初戦敗退。これでは波に乗りきれないが、この日の一敗はあまりにもショックが大きいものとなってしまった。

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