内海先発回避の巨人 ワースト17試合連続1桁安打

[ 2014年6月4日 21:47 ]

<ソ・巨>初回2死一塁、李大浩に2ランを浴びる巨人先発の阿南

交流戦 巨人5―13ソフトバンク

(6月4日 ヤフオクD)
 巨人は、内海が左肩違和感のため先発を回避。苦心の投手リレーも今季ワーストの大量失点でソフトバンクに連敗を喫した。

 内海に代わって前日3日のソフトバンク戦に4番手で1回2/3(無失点)を投げたばかりの阿南が先発。初回、2死から先制を許す。柳田にストレートの四球を許し、李大浩に右越え9号を被弾。2点を失った。そして2回、1死満塁としたところで阿南に早々と代打・横川。その横川が右翼フェンス直撃の走者一掃二塁打を放ち逆転に成功した。

 横川は「いつ出番が来てもいいように準備はしていました。結果を恐れず思い切って振れたのがいい結果につながってくれました」とコメント。

 2回は2番手の福田がつかまる。連打に二盗で無死二、三塁。鶴岡は二飛も投手の摂津にストレートの四球を与え満塁に。中村、柳田に適時打を浴び3失点。再びリードを許した。

 3回1死三塁から「最低限外野フライという意識で高めのストレートをしっかりと叩けた」高橋の右翼フェンス直撃二塁打で4―5とするが、4回に3点を奪われて差を4点に広げられた。

 7回に亀井の2号ソロで1点返したが、8安打に終わり、球団ワーストとなる17試合連続1桁安打となった。

 前日は大竹の右太もも裏がつって5回で降板。その影響で多くの投手が連投だった。原監督は「なかなか計算通りにはいかなかった」と淡々とした表情で話した。

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