黒田 白星逃すも「納得できる投球、怖がらずに内角見せられた」

[ 2014年6月4日 13:21 ]

アスレチックス戦の7回途中に降板し、ベンチから試合を見詰めるヤンキース・黒田(右下)。左端は田中

ア・リーグ ヤンキース2―5アスレチックス

(6月3日 ニューヨーク)
 ヤンキース・黒田は、ア・リーグ西地区首位のアスレチックスに6回2/3を2安打1失点の好投を見せたが勝ち星にはつながらなかった。

 4勝目を挙げた前回登板5月28日のカージナルス戦では5回2/3を投げて9安打を浴びたが、雨で試合開始が1時間以上遅れても、この日は低めに制球し、走者を出しても2度の併殺で切り抜ける安定ぶりで得点圏に走者を置くこともなかった。5回の先頭打者モスに浴びた同点本塁打が唯一の失投となった。黒田は93球を振り返り「自分なりに納得できる投球ができた。怖がらずに内角を見せられた」と話した。

 打線の援護に恵まれずチームも延長の末敗れたが、「チームとしてはすごく悔しい試合。いろんなことを我慢しながら戦っていきたい」と、5月の月間MVP受賞が発表された田中とともに、39歳の右腕が確実にゲームをつくってチームを支えていく。

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