黒田 6回2/3を1失点好投も5勝目ならず、リリーフ打たれる

[ 2014年6月4日 11:46 ]

<ヤンキース・アスレチックス>6回2/3を2安打1失点の好投を見せたヤンキース先発の黒田(AP)

ア・リーグ ヤンキース2―5アスレチックス

(6月3日 ニューヨーク)
 米大リーグ、ヤンキースの黒田は3日(日本時間4日)、ニューヨークで行われたアスレチックス戦に先発、6回2/3を2安打1失点の好投を見せたが、後をつないだリリーフがリードを守れず今季5勝目(3敗)はならなかった。イチローは8回の守備から出場し、この回の打席は左飛だった。試合は延長10回、アスレチックスが3点を勝ち越し5―2で勝った。ヤンキースは3連敗。

 雨のため1時間以上遅れての試合開始。初回を3者凡退で滑り出すと、2回はセスペデスに初安打を許したものの併殺で切り抜け、3回も3人で切って取り序盤は無失点に抑えた。4回は先頭のクリスプを四球で出したが、1死後にこの日2度目の併殺を取った。

 5回に先頭のモスに中越え14号ソロ本塁打を浴びて同点とされたが、この後は3人できっちり抑え、6回も3者凡退、1点リードの7回に2死を取ったところで2番手のベタンセスと交代した。93球を投げ、2安打1四球2奪三振で本塁打による1失点に抑えた。

 この後、ベタンセスが8回に同点打を浴び、黒田の勝ちがなくなった。

 打線は初回にテシェイラの適時打で先制、今季ここまで6勝の左腕カズミアーに2回以降は無安打と苦しめられたが、同点の6回2死からテシェイラが左越え10号ソロ本塁打を放って勝ち越した。8回にアスレチックスが同点に追いつき、延長10回に3点を取って勝った。

続きを表示

この記事のフォト

2014年6月4日のニュース