11回平田がV犠飛 中日、激闘制し交流戦単独首位に

[ 2014年6月4日 05:30 ]

<ロ・中>ヒーローインタビューを終えた平田(右)は、ドアラとスタンドのファンに両手を振る

交流戦 中日5―4ロッテ

(6月3日 QVC)
 中日が4時間10分の激闘を制し、交流戦の単独首位に浮上した。同点の延長11回に無死満塁と攻め、平田が打席へ。「いつも以上に闘志を燃やした。絶対に決める気持ちで打った」。フルカウントから直球を右翼へ打ち上げ、これが勝ち越しの犠飛となった。

 ルナの先制9号ソロなどで先手を取りながら、流れを引き寄せ切れなかった。2点リードの7回は大島が三塁へ悪送球し、ミスから同点を許した。それでも救援陣が踏ん張った。8、9回は得点圏に走者を背負ったが、福谷、高橋聡がしのぎ、谷繁兼任監督も「よくゼロで帰ってきた」と称えた。2連敗後の2連勝で借金は1。指揮官は「まだあすで半分でしょ。1位だからとかは誰一人考えていない」と厳しい顔で言い「目の前の試合を必死にやっていくだけ」と気を引き締めた。

 ▼中日・ルナ(先制9号ソロを含む3安打2四球で全5打席出塁)きょうは3本ともしっかり芯で捉えることができた。

 ▼中日・浜田(6回0/3を7安打4失点で4連勝ならず)いつも通りに腕が振り切れていなかった。

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2014年6月4日のニュース