孫オーナーの決意表れ…ソフトB 10年V「赤」ユニを復刻

[ 2014年3月26日 05:30 ]

鷹の祭典専用ユニホームの「カチドキレッド2014」を披露し、袖のワッペンを指差す中田(左)と松田

 ソフトバンクは25日、恒例となったユニホーム配布イベント「鷹の祭典」のデザインを発表した。秋山幸二監督(51)が就任2年目で初優勝した10年に採用していた「赤」を「カチドキレッド2014」として4年ぶりに復刻。胸のロゴは3年ぶりの日本一を意識した金色(チャンピオンゴールド)を配置した。7月1日のロッテ戦(東京ドーム)など7月7試合のほか、8月18日の西武戦(京セラドーム)も大阪初の「鷹の祭典」として開催することが決まった。

 奇跡の記憶がよみがえる。会見でモデル役を務めた松田、中田の2人が袖を通したのは10年にも使用したカチドキレッドの赤だった。04年から始まった「鷹の祭典」で同一色が採用されるのは史上初。そこには3年ぶりの日本一をノルマとした孫正義オーナーの強い決意があった。

 「最終的には(孫)オーナーが承認しました。今季はオーナーの“王道を行きなさい”という指示があり、奇をてらわず、強さを表していくことになりました」と井上勲広報室長は説明した。

 2度目の赤。1度目の10年は秋山監督が就任2年目で初優勝を飾った年だった。終盤、一度は西武にマジックが点灯したものの、残り6試合、3・5ゲーム差で迎えた同年9月18日からの西武3連戦(ヤフードーム)3連勝。同年の「鷹の祭典」で西武に3連勝した験を担ぎ、赤く染まった客席からの追い風も吹いた。奇跡の逆転優勝と呼ばれ孫オーナーも初めて宙を舞った瞬間だった。唯一、4年前と違うのは胸文字の金。「チャンピオン=ゴールド」のイメージで頂点を意識したデザインへと仕上がった。

 燃えたぎる「赤」にお祭り男も燃えていた。鷹の祭典でチーム最多タイ6本塁打をマークし、11年7月18日の西武戦から年をまたいで、12年7月15日のロッテ戦まで5試合連続でお立ち台に立った松田は「統一感があります。身も心も真っ赤に燃えたい」と文字通り、燃えたぎる覚悟。今季のスローガンに合わせ、親指を立て、自分の胸元を指さす「俺がやる。」ポーズも初披露した。

 オフには29億円かけた超大型補強を敢行し、オープン戦ではプロ野球新記録となる13連勝を飾って優勝した。死角の見当たらない秋山ホークスは、さらに「燃える」力を手に入れた。

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